さて、転職を思い立つ原因の多くは待遇面と人間関係だろう
待遇面 つまり金銭面において向上するのであれば、転職は成功と言えるだろう
しかしながらあるデータによれば、転職後の給与が前職を上回るケースはほぼ半数程度だという
このデータが示すものはなにか
給与だけが転職の理由では無いにしてももう少し割合は高くなると予想される
仮に七割の転職者が給与の向上を望み転職したとしても二割は逆に下がったということともかんがえられる
目的は給与の向上であっても、結果的には転職そのものが目的にすり替わっているケースが考えられる
より居心地のよい職場を求めるのは当然だが、目的がブレると思わぬ失敗をまねく恐れがあることに注意したい
転職自体が目的になっている場合待遇面の精査に甘くなり 結果より困難な状況におかれる可能性があるからだ
転職自体が目的なのではなく、次の環境がより良いかどうかを良く考えなくてはならない
年齢にもよるところが多いが、転職の失敗は就職のそれと同じく、取り返すのは大変困難だからだ
転職失敗のリスクをなるべくミニマムにする方法はいくつかある
ひとつは待遇面で妥協しないこと
もうひとつは転職先の会社の歴史や規模だ
仕事内容や人間関係で不満がでても給与面で満足度が高ければ 理屈上納得がいく場合が多いだろう
また比較的大手の企業であれば給与面以外での福利厚生が充実している場合が多い
さらに名のしれている起業やその系列であれば、次の転職の際にも有利に働くからだ
無論お金だけが転職の理由では無いだろうが本来の目的を見失わ無いほうがよい
先に述べたとおり転職の失敗は取り返しが付かない場合があり 想定できることは最悪のケースも含めて想定しておかなくてはならない
0 件のコメント:
コメントを投稿